理工学部建築学科都市計画研究室
准教授
住生活の改善向上をはかるための研究について助成し、併せて若手研究者の育成および学術研究の発展に寄与することを目的とします。
助成は「一般研究」、および若手研究者向けの「奨励研究」の2種類に分けて行います。
わが国の住宅、都市、土地に関し、経済、社会、法律、歴史、制度、計画およびこれらの複合的視点から、住生活の改善向上をはかるための研究を助成の対象とします。
研究の対象を「外国」とすることはかまいませんが、主題はあくまでも「わが国の住生活の改善向上をはかるための研究」として下さい。
【一般研究】 大学、その他の研究機関に専任または有期専任の身分で常勤にて在籍し、研究活動に従事している研究者。
【奨励研究】 上記に同じ。ただし、応募書類提出期限日(2025年10月31日)に40歳未満の若手研究者対象。
その他 いずれも次の基準を満たしてください。
2025年9月1日~2025年10月31日
電子申請システムGraain(グラーイン)にて申請をお願いいたします。
応募に当たっては、下段の「募集要項」等をよくご確認ください。
下記の【電子申請システムGraain】をクリックすると外部のウェブサイトに移動します。
初めての方は、まず「アカウントを作成」をクリックして新規アカウントを作成してください。
Google アカウントを使用しても、ログインできます。
その他の操作については、「申請者用操作マニュアル」をご確認ください。
当財団内に設置する審査委員会において審査し、その結果2026年3月末までに、Graainにて全応募者宛に直接通知します。
審査の過程において、申請額を減額することがあります。
2027年6月~7月に任意参加の成果発表会・交流会を開催し、審査委員と第一生命財団関係者も参加いたします。なお、出席者には交通費を支給いたします。
研究者が当財団の助成を受けた研究を公表する場合は、当財団の助成を受けた研究である旨を明らかにして下さい。印刷物の場合はクレジットを入れるようお願いします。その際には、当財団にご一報、並びに印刷物をお送りいただきますようお願い申し上げます。
(研究助成英語表記)
Dai-ichi Life Foundation Research Grant Program
申請内容(ご住所、助成金の使用内訳、調査方法、期間など)に大幅な変更が生じた場合は、速やかに当財団までご連絡ください。
2024年度の研究助成対象者は、以下の通り決定いたしました。
研究助成対象者・テーマ | 助成金額 |
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住環境の質的向上に資するコミュニティ主導型マーケットの実装に関する研究-米国先進事例の分析を通じて- 氏名: 泉山 塁威 所属: 日本大学 理工学部建築学科都市計画研究室 准教授 | 125万円 |
隅切に対応した近代町家に関する研究-昭和初期の大都市郊外住宅地を対象として- 氏名: 今村 洋一 所属: 椙山女学園大学 情報社会学部 教授 | 100万円 |
文化活動を通して都市変容をもたらす新たな職能の研究 -フランス・ナント市と横浜市黄金町の取り組みを手掛かりに- 氏名: 川崎 修良 所属: 徳島大学 人と地域共創センター 特任准教授 | 125万円 |
大規模公共事業に抗った地域社会における空間変容と経験の継承 内灘・蜂の巣城・三里塚を事例として 氏名: 窪田 亜矢 所属: 東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻 教授 | 145万円 |
地上設置型ソーラーにおける所有者不明ソーラーに関する研究 氏名: 沼田 麻美子 所属: 一般財団法人土地総合研究所 研究員 | 100万円 |
都市周縁部のゾーニング手法の再考に向けた制度運用と空間変容の包括的考察-港湾・農地・住宅地を対象として- 氏名: 藤賀 雅人 所属: 工学院大学 建築学部まちづくり学科 准教授 | 89万円 |
研究助成対象者・テーマ | 助成金額 |
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九州地方における戦時下の新興工業都市計画および住宅営団による事業に関する史的研究 氏名: 大森 文彦 所属: 東京科学大学 環境・社会理工学院建築学系 准教授 | 80万円 |
居住環境と洪水氾濫評価による流域ゾーニングとゾーン別水害対策の費用便益評価 氏名: 田村 将太 所属: 広島大学大学院 先進理工系科学研究科建築学プログラム 助教 | 80万円 |
コンパクトで持続可能な市街化区域設定のための人口密度基準の在り方に関する研究 氏名: 丸岡 陽 所属: 長岡技術科学大学 環境社会基盤系 助教 | 75.36万円 |
「地場産の資材によって構成される住宅地景観」に対する地域住民の認識構造に基づく景観まちづくりのあり方 氏名: 三浦 魁斗 所属: 宇都宮共和大学 シティライフ学部 専任講師 | 80万円 |